忍者ブログ
| Admin | Write | Res |
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
(06/30)
(06/27)
(06/18)
(06/11)
(06/05)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
りんでぃ
HP:
性別:
女性
職業:
スウィング ダンス インストラクター
自己紹介:
 東京でスウィングダンスのインストラクターとしてレッスンやイベントを開催していました。2012年、結婚の為ボストン郊外のNorth Shore へ世界一臆病な黒猫 ミキティと共に移住。

 ここではアメリカでの生活、ダンス事情、ミキティの様子、ふと思ったことなどを綴っていきます。
ブログ内検索
最古記事
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日、スタバで可愛らしい ジンジャーブレッド・クッキーgingerbread)、またはジンジャーブレッド・マン(gingerbread man)を見つけました♪



 

ところで、ジンジャーブレッド・クッキーと言えばクリスマスですが、どうしてクリスマスにジンジャーブレッド・クッキーなんでしょうか?? なんで、ジンジャーブレッド・マン(人型のクッキー)なんでしょうか??? ちょっと調べてみました。

すると、日本で言われている説とアメリカで言われている説があるようです。


<どうして人型?>

(その1)エリザベス女王説 in アメリカ
11世紀、十字軍が中東からヨーロッパにスパイスを持ち帰ったという記述が残っています。その後、生姜や他のスパイス が広く使用されるようになり、その時にジンジャーブレッドが生まれました。中世のヨーロッパではあまりにも人気が高まり、”ジンジャーブレッド・フェア”が各地で行われていたそうです。

ヨーロッパからイギリスへと伝わり、”フェア”という言葉から、当時のイギリス人はプレゼントとして使用されるようになりました。当時の多くのベーカリーでは、季節限定の型をつくり、春は花やボタンの形、秋には動物や鳥の形のジンジャーブレットが出回っていたそうです。
16世紀になると、エリザベス女王1世が訪れる高官たちをびっくりさせようと彼ら本人に似せてクッキーを焼いたことが始まり

(その2)ヘンリー王子説 in 日本
16世紀のイギリスでペストが大流行した際、生姜が予防になるという話を聞いたヘンリー王子がジンジャーブレッドを勧めました。そして国民がジンジャーブレッドを作る際に、ヘンリー王子の形にしたことが始まり


<どうしてクリスマスに食べるの?>

(その1)ジンジャーブレッド・ハウス説 in アメリカ
ジンジャーブレッドの人気が確立されていた1800年初頭のヨーロッ パでは、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家にちなんで、クリスマスの時期にジンジャーブレッド・ハウスやジンジャーブレッドでで きた食べられるクリスマスカードが作られるようになりました。その中で、人型のジンジャーブレッド・マンが作られるようになったことから  - ジンジャーブレッド・ハウスの画像集

(その2)ご馳走の代わり説 in 日本
昔、クリスマスのご馳走を変えない人たちは、代わりにご馳走の形をしたクッキーを焼いていたそうです。その中に人型のクッキーを入れたことから

※ アメリカでは、ジンジャーブレッド=生姜入りのお菓子でケーキだけではなく、クッキーなども含めてジンジャーブレッドと言う場合があります。日本では、ジンジャーブレッド=生姜入りのケーキ、 ジンジャークッキー=クッキーのようです。



そして、こんな物語も欧米では有名です。


昔、おばあさんが おじいさんの大好きなジンジャーブレッド・マンを焼いていました。
ところが、おばあさんが仕事に夢中になっていると、オーブンの中が熱くなりすぎ、「熱い、熱ーい!」とジンジャーブレッド坊やがオーブンから逃げ出してしまいました。
おばあさんは慌てて追いかけますが、ジンジャーブレッド坊やは「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げ回ります。

ジンジャーブレッド坊やが逃げる中、ウシに出会います。
ウシは、「なんて美味しそうなジンジャーブレッド・マンなんだ。食べちゃうぞ~」と言います。するとジンジャーブレッド坊やは、「それは出来ないよ。僕は、おじいさんからもおばあさんからも逃げてきたからね。君からだって逃げられるよ」と走り出しました。
「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げていくジンジャーブレッド坊やをウシが追いかけ、その後をおばあさんが追いかけていきます。

今度は、ブタに出会います。
ブタは、「なんて美味しそうなジンジャーブレッド・マンなんだ。食べちゃうぞ~」 と言います。するとジンジャーブレッド坊やは、「それは出来ないよ。僕は、おじいさんからもおばあさんからも、ウシからも逃げてきたからね。君からだって逃げられるよ」と走り出しました。
「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げていくジンジャーブレッド坊やをブタが追いかけ、その後をウシが、その後をおばあさんが追いかけていきます。

今度は、ウマに出会います。
ウマは、「なんて美味しそうなジンジャーブレッド・マンなんだ。食べちゃうぞ~」 と言います。するとジンジャーブレッド坊やは、「それは出来ないよ。僕は、おじいさんからもおばあさんからも、ウシからもブタからも逃げてきたからね。君からだって逃げられるよ」と走り出しました。
「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げていくジンジャーブレッド坊やをウマが追いかけ、その後をブタが、その後をウシが、その後をおばあさんが追いかけていきます。

ジンジャーブレッド坊やが逃げ回る中、川にぶつかりました。
「あー、捕まっちゃうよ~。どうやって川を渡ればいいんだろう、、、」と泣いていると、キツネがやってきました。
するとキツネは、「さあ、しっぽに乗りなさい。泳いで川を渡ってあげるよ」と言います。
ジンジャーブレッド坊やが、「僕のこと、食べたりしない?」と聞くと、キツネは「食べたりなんかしないよ。助けてあげるんだよ」と言いました。

ジンジャーブレッド坊やがしっぽにつかまると、キツネは泳ぎ始めました。
しかしすぐに、水が浸みてきます。するとキツネは、「僕の背中まで、登ってきなよ」と言うので、背中まで登りました。
するとすぐに、キツネは「君は重すぎるよ。だから僕の鼻まで登っておいで」と言います。ジンジャーブレッ坊やは、鼻まで登りました。
向こう岸まで泳ぎきったキツネは、岸に着くやいなや鼻でジンジャーブレッド坊やを空中に投げ、ぱくっと食べてしまいましたとさ。


色々な童話のパロディを組み入れている 映画「シュレック」(2001年、2004年、2007年、2010年)にも、人型のクッキーが出てきますが、これがジンジ-という名前のジンジャー坊やです。でもどうやら、日本版では”クッキーマン”と言う名前みたいですね。
 

もし興味がありましたら、「シュレック」見てみてください♪



 
話は変わりますが、日本で友人の結婚1周年パーティーがあり、出席できない私達はビデオレターを送りました。もちろん、ミキティもビデオに登場です!
ミキティの部分だけちょこっと、お見せしますね♪
 
 






 
PR
昨晩は寒かったと思ったら、初雪が降りました。



地表がうっすらと白くなっただけで、積もるとまではいかなかったですすが、雪はなんかワクワクしますよね。

でも、この時期に初雪はかなり遅い方なのだそうです。通常は、10月末のハロウィーン時期には日中に0℃くらいまで下がりることもあり、雪が積もったりしているそう。やっぱりグローバルウォーミングなんですかね~。




 
 
選挙権」からの続きです。
長いです。(すみません、、、)


アメリカ大統領選挙。
まず、立候補は以下の条件を満たしていれば誰でも立候補できます。

‐ 米国生まれである事(帰化者は不可)
 14年以上アメリカに住んでいる事 
 年齢35歳以上である事



アメリカにも幾つかの政党がありますが、大抵は民主党 対 共和党になっています。
今年の場合は、民主党のバラク・オバマ現大統領(Barack Hussein Obama, Jr.)と共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)立候補。
日本では、各政党の代表が総理大臣候補となりますが、アメリカの場合は違い、一般の人々が直接大統領を選ぶのではなく、大統領を選ぶための大統領選挙人を選ぶ「間接選挙」という方式なのです。
「予備選挙」→「全国党大会」→「一般有権者投票」→「大統領選挙人投票」といくつも段階があるのです。


1. 1月から6月頃 「予備選挙」
各州で全国党大会に進む権利のある代議員を選出する選挙のこと。

「私は○○さんを大統領候補者として支持します」公言している代議員を、一般有権者の投票によって選ぶのです。(州によっては「党員集会」と呼ばれる話し合いで決めるところもあります)
この代議員は、各候補の支持者や支援団体の代表者が主です。

代議員は、各州の人口によって人数が決まっており、その州によって”予備選挙で代議員を○人まで出して良いですよ”と決まっています。
例えば、今年の予備選挙の代議員選出人数で一番多い州はカリフォルニア州の172人。反対に一番少ない州(準州以外)はニューハンプシャー州の12人。因みに、私の住むマサチューセッツ州は、41人。こんなに差があるんですね~。


そして、現職大統領が出馬表明すれば、その党は予備選挙を実施しません。
その為、今回オバマ大統領は予備選を勝ち抜く必要がなく、今年の予備選挙=共和党の予備選挙と言う訳です。

そして州によって 法律も違うアメリカは、各州の予備選挙の方法が違い、共和党のには共和党員のみ参加できる州もあれば、リバタリアン党やアメリカ緑の党などの他党でも無党派でも誰でも投票できる州もあ るんです。


2. 7月から8月頃 「全国党大会」
予備選挙で選ばれた代議員の投票によって、各政党の大統領候補副大統領候補 一人ずつを選ぶ選挙のこと。
この全国党大会も、民主党と共和党で選出方法が違うのです。あくまでも無理やり統一しないのが、個人主義のアメリカなんですね。


3. 11月 「一般有権者投票」 (これが今日 11月6日)
こうして9月から、やっと大統領選挙のための 一般有権者投票(別名 一般投票、いわゆる本選)の選挙活動が始まるのです。
日本の選挙活動でも、たまにちょこっと敵軍をいじめる言い方をしている様ですが、アメリカの選挙活動はそんなもんじゃありません!

テレビでもラジオでもCMを使って、相手候補者の批判しまくりの悪口言いっぱなし。自分が(自分の所属する党が)目指している政治を話すよりも、相手を批判することに全力全身注いでいるかのよう。完全に「この人はこんなに悪い事やってるんだ、こんなに悪い人なんだ。だからこいつを大統領にしない方が良い」という洗脳ですね。
ロ ムニーさんは、始めからオバマ大統領の悪口で突っ走っていましたが、オバマ大統領は「そんな事はしたくない。悪口を言いあったって何も始まらない」とでも言うように始めはロムニーさんの批判をしていなかったのですが、最後の方になると切羽詰まったのかどうか、悪口言いまくってました。(苦笑)

そんな2012年の一般投票は、オバマ現大統領の勝利でした。
選挙活動の始めの頃はオバマ現大統領が優勢で、その後ロムニーさんも巻き返していたのですが、自らを「伝統的なキリスト教倫理と民間企業の政党」と位置付けている共和党の代議員が、

「人工中絶は、神の行為に反 しているから絶対に反対。例えそれがレイプされてできてしまった子供でも、神は意味を持って子供を授けてくれたんだから、それを中絶させてはいけな い!」

と公の場で言った事で、ガラッと変わりました。
もちろん、女性全体やレイプ被害者を持つ家族から「自分がレイプされた経験がないから、そんなことが言えるんだ!レイプされてできた子供を育てていく辛さがわかるのか!!」と批判の嵐です。← 当たり前だ!
ロムニーさん自身は、「あれは彼の個人的な意見で共和党全体の意見ではない」と慌てて訂正したのですが、”時すでに遅し”ですね。日本でもアメリカでも、失言問題は大きいですね。


さて、オバマ大統領の勝利といっても、決してこれでおわりじゃないんです。
一般的に「一般投票で次期大統領を選ぶ」と思われがちですが、正式には「一般投票で、次期大統領を選ぶ大統領選挙人を選んで」いるんです。けれども実際は、投票用紙に大統領候補者の名前が記名されていて、そこにハイライトを付けるだけ(らしい)なので、一般有権者は選挙人を選んでいる意識は全くなく、自分が大統領を選んでいる意識なのだそうです。

アメリカでは11月の一般有権者による投票及び開票の後には、12月に各州の大統領選挙人による投票、1月に大統領選挙人による投票を開票。そしてやっと、大統領および副大統領当選者が正式決定するのです。ややこしいですね~。


4. 12月 「大統領選挙人投票」(2012年は、12月17日)
大統領選挙人(=選挙人)というのは「大統領を選ぶ権限のある人」のことで、州ごとに人数が違います。

選挙人の数は、それぞれの州に属する下院議員(日本の衆議院)と上院議員(日本の参議院)を足した人数。
例えば、下院議員の多いカリフォルニア州から選出される選挙人は55人。反対に、下院議員の少ないアラスカ州などは3人です。それも、政党に関係なく決められるのではなく、カリフォルニアの場合は、民主党派の選挙人55人。共和党派の選挙人55人の名簿が作られます。

選挙人の選出方法は特に決まりがなく、各州それぞれのやり方で選びます。政党の氏名や投票で選ばれるそうなのですが、一般州民の他に州の選出公職者、党指導者、あるいは大統領候補と個人的または政治的につながりのある者などが殆どだそうです。
そして、選挙人は自分の好きな人に投票するのではなく、その州において勝利した大統領の候補が、その州の選挙人全員を、自分の得票とすることができるようになっているのです。

つまり、今日行われた一般投票では

カリフォルニア州 - 60%の票を獲得し、オバマ現大統領が勝利
テキサス州 - 57%の票を獲得し、ロムニーさんが勝利

カリフォルニアの選挙人は、55人。本選ではオバマ現大統領が勝ったので、「大統領選挙人投票」では55人全ての票がオバマ大統領に入ることになるのです。オバマ大統領に投票しなかった40%の意向は、無視されてしまうのです。
テキサスの選挙人は、38人。本選ではロムニーさんが勝ったので選挙人の38票は全てロムニーさんに。ロムニーさんに入れなかった43%の意向は、無視されるのです。

そして、12月17日に迎える「大統領選挙人」の投票当日。
カリフォルニアでは民主党が勝ったので、民主党派の選挙人55人が投票を行い、共和党派の55人は用済みで何もしないのです。
テキサスでは共和党が勝ったので、共和党派の38人が投票を行い、民主派の38人は仕事無しと言う訳です。
勝った方の選挙人は、投票の前に「自分の所属する政党の候補に投票する」と誓約書に署名させられるそう。そのため、誓約した候補にきちんと投票するんだとか。でも過去にたった1人だけ、裏切って敵党に投票した人がいるそうです。(笑)

こうして投票されていき、選挙人の総定数は538人の過半数以上である270人以上獲得した人が、正式に次期大統領として当選するのです。

しかし例え本選で最も多く票を獲得しても、必ずしも大統領選挙人投票で勝利すると言う訳ではないそう。大抵の場合は、本線の勝利=大統領選挙投票での勝利となるのですが、過去に3回だけ逆転されたことがあったそうです。

最近では、2000年の大統領選。
一般投票で約5100万票を獲得したアル・ゴアさんは、約5046万票を獲得したジョージ・W・ブッシュに(あえて”さん”つけにはしません!むふっ!)勝利したはずだったのですが、大統領選挙人投票ではブッシュが逆転し、たった5票差でジョージ・W・ブッシュ 前大統領が勝利したのです。この勝敗を決めたのは、25人の選挙人をもっているフロリダ州だそう。
フロリダ州がゴアさんに入れていれば、9.11の同時多発テロもイラク戦争もなかったと言われています、、、。 まあ、もちろん後付けの因縁ですが、しかしこの大統領選挙人投票は、曲者です。


ここまで話すと、「アメリカ国民が大統領を選んでいると言っているけれども、選んでいないような気が、、、、」してくるのですが、この大統領選挙人投票はあくまでも過去のシステムがそのまま残ったもので、形式的のみ。
実際には、選挙人はどの候補に投票するか事前に公表しており、この選挙人は一般有権者投票で勝利した政党から選ばれた人達。
この一般有権者投票は、代議員が投票しているわけで、代議員は一般有権者が直接投票するので、国民が大統領を選んでいると言えるそうです。

一般人が代議員を選ぶ
   ↓
代議員が大統領候補を選ぶ
   ↓
代議員が選出した候補者の中から一般人が選挙人を選ぶ
   ↓
選挙人が大統領を選ぶ
   ↓
大統領決定
  ll
一般人が大統領を選ぶ

やっぱりややこしいですね~。


なぜこんなに複雑かと言うと、一つは「人口が多いから」。人口が多いので、1票1票数えると大変です。二つ目は、アメリカが建国されたときには、まだ一般市民による選挙、民主主義と言うのが信用されておらず、エリートの人々に改めて協議してもらう、という仕組みだった名残だそうです。
なんか、面倒くさい。やっぱり私は選挙権、要らないです。(苦笑)




モルドワイン」からの続きです。

そんなリラックスした夜を過ごしたかったのですが、大統領選挙は世界中が注目し、これからの世の中の動きに関わる一大イベントです。 選挙権がない私も、一生懸命にテレビを見ていました。

そうなんです。私は、選挙権はないんです。
よく、
グリーンカードを持っている=アメリカ国民になった=選挙権がある
と思われがちですが、グリーンカードがあるという事は永住権があるという事であり、特にビザを申請しなくてもアメリカに住む権利があるという事です。
合法的にアメリカに住む権利があるというだけで、アメリカ人になったわけではありません。国籍は日本のままで、アメリカ人ではないので選挙権もありません。

またアメリカには戸籍制度がなく(真偽は不明ですが私が聞いたところによると、世界で自動戸籍制度があるのは日本と韓国のみのよう)、成人したら自動的任選挙権が得られるというわけではありません。18歳以上の米国籍者で有権者登録をした人のみが選挙権が得られるのです。自己登録制なんですね。


ところでアメリカ人になるには、

- グリーンカード保持者
- 合法で5年以上アメリカに住居している者で
- 英語とアメリカの歴史、アメリカ政府(法律など)のテストに合格

しなければいけないんですね。
テストに合格し、アメリカ国籍を持つと選挙権が持てます。他には、アメリカのパスポートが持てて連邦職員(国家公務員のようなもの)になる権利も与えられます。


だがっ!!! メリットはそれだけ。
私は、アメリカ選挙権も連邦職員になる事も全く興味はありません。アメリカパスポートだとビザを取得しないと観光目的でも入国できない国も多いです。その点日本パスポートは、多くの国でビザなしで観光OK。
私は日本人国籍のままで、幸せです♡

アメリカ大統領選 ②」へ続く。
今夜の気温は、-4℃。
はっきり言って、寒いです。

という事で、mulled wineモルド・ワイン、またはグリューワイン)と呼ばれるホットワインをつくりました。因みにホットワインは、和製英語だそうです。
モルドワインって、ただ単にワインを温めるだけなのかと思っていたのですが、違うんですね。(笑)

赤ワインにシナモンスティックやグローブ、ナツメグなどの香辛料にオレンジの皮を入れて煮込んだもの。
それぞれの国や家庭によってレシピは色々。
相方が作ってくれたのは、香辛料に生姜、オレンジの皮、蜂蜜、ブランデーを入れて30分も弱火で煮込んだものでした。
赤ワインにブランデーを入れているものの、30分以上も煮込んであるので、アルコールはそれほど強くなかったです。

これが本当に、体が温まるんですよ~。



友人が送ってくれたマグカップに注ぎ、リラックスした夜になりました♪
と言いたいところですが、、、、 今夜はアメリカの大統領選日。
テレビでは、殆どその話題で持ちきりでした。

選挙権」へつづく。




 
今日は、ハロウィーン。
昨日のHurricane Sandy(ハリケーン・サンディ)さんは通り過ぎたものの、ニューヨークやボストン界隈の地域に洪水や停電などの大きな被害をもたらしました。
幸運にも私達が住むSwampscottの街は、私達の予想を反し、停電もなくライフラインも全く被害はなかったです。良かった~。


さて、ハロウィーン。
私はキリスト教の行事と知られているのですが、その元の元を辿ると異教・多神教の古代ケルト民族の民族行事が始まりのようです。

<起源>
数千年前の古代ケルト人の新年の始まりは、現代の11月1日にあたるそうです。
その前日、いわゆる大晦日が10月31日であり、この晩は物事が移り変わり、時間と空間の境目が一時的にあいまいになる為に死者の霊が家族を訪ねたり、妖精、精霊が現れると信じられていました。
この死者を迎えるお祭りを 「Samhain (サウェン祭、サウィン祭、またはサワーン祭)」と言い、精霊に新しい年の魔除けと豊作を祈っていたそう。

一方で、大晦日は妖精や精霊の他に悪霊や魔女が現れ、子供達を誘拐したり農作物や家畜に害を及ぼしたり、生贄を捧げている最中に人々に取り憑いたりすると信じられていまし た。
そのため、これらの悪霊や魔物に取り付かれないように動物の毛皮を身にまとったり、連れ去られないように悪霊や魔女に紛れ込むため、顔を黒く塗ったり、恐ろしい恰好をしたそうです。
また、若い男性は女装を、女性は男装するという事もあったそう。

紀元43年、第四代皇帝 クラウディス率いる古代ローマ軍によりブリテン島が侵略され、古代ローマ文化とキリスト教が取り入れられるようになります。
古代ローマでは、ローマ神話の果実の女神であるPomona(ポモナ)のお祭りが11月1日頃に行われていました。
そしてキリスト教では、11月1日はあらゆる聖人を記念する万聖節(All Hallows' Day、オール・ハロウズ・デイ)の祝日、そしてその前日の10月31日は万聖節の前夜(All Hallows' Eve、オール・ハロウズ・イヴ)。

そのため、ケトル民族のサウィン祭に古代ローマのポモナ祭、キリスト教の万聖節の前夜祭だんだん融合していき、オール・ハロウズ・イヴが短縮され、ハロウィーンと呼ばれるようになったそうです。


こんな歴史を持つハロウィーンは、現代歴史的な意味合いが薄れ、「家をハロウィーンのモチーフやライトで飾り、子供たちが仮装をしてお菓子をもらいに家々を歩き回る」行事として有名です。

しかし私達の近所一帯(他の州や都市は分かりませんが)は、長引く不況の為にライトアップや飾りを飾る家は殆どなく、ハロウィーンの時に犯罪者や野生の動物と間違えて殺されてしまう事件が後を絶たないために仮装をして歩く子供たちの姿も殆ど見なかったです。
なんか寂しいですね。こういう行事がなくなっていくのも、時代の流れなのでしょうか、、、。




巨大台風のSandy(サンディ)さんが近づいています。
かな~リ大きいらしく、ニュースはこの話題でもちきりです。

去年、大きな台風が来たときには、うちの周りでは3日間停電になったとか。
電気系統のケーブルが地中に埋まっていることが多く、こちらは日本と違って排水の設備が完璧でないために直ぐ水があふれ、停電になるんですね。そして一度停電になると、復旧まで時間がかかるらしいです。
うちも、懐中電灯とキャンドルをすぐに手の届くところへ出して、準備しておきました。

ところで、台風は英語でTyphoon(タイフーン)、Hurricane(ハリケーン)、Cyclone(サイクロン)。

*タイフーン = 北太平洋の西部、南シナ海の位置で発生した最大風速64kt以上の熱帯低気圧。

*ハリケーン = カリブ海やメキシコ湾などの大西洋の北部、北太平洋の中部、東部の位置で発生した最大風速 64kt以上の熱帯低気圧

*サイクロン = 低気圧 全般の事

因みに日本語の台風とタイフーンは名前は一緒でも、定義が違うらしいです。
タイフーンが最大風速64kt以上なのに対し、台風は最大風速 32kt以上。

日本では台風は1号、2号と言いますが、こちらでは人の名前なのです。
なぜ、人命をつけるようになったのかは色々と諸説があるようですが、

* 「この脅威なる自然を理解したい、コントロールしたいということから」 説
* 「オーストラリア気象予報士が、ジョークで自分の嫌いな政治家の名前を付けたことから」 説
* 「昔の米国空軍や海軍の予報気象士は台風の目に飛び込んでいたそう。その時に恋人や奥さんの名前を叫んだことから」 説
* 「1941年に発売された"Storm"(George R. Stewart 著)という小説が大流行した。この小説内で"Maria(マリア)" と名付けられた嵐が出てきたから」 説
* 「人々にハリケーンの警告を出す際に混乱させないために、馴染みのある人名をつけたから」 説

この他にも様々な理由があるようです。

そしてこの名前、1979年までは女性名のみだったそうなのですが、男女同権運動が広まり、「被害をもたらすものに女性だけの名前を付けるなんて差別だ!」という声が上がり、1979年以降は男女交互に付けられるようになったそうです。
因みに、その年の一番目のハリケーンの名前は、「去年は女性名だったから今年は男性名」などの様に、これまた交互なのだそうです。


こんな面白い歴史のあるハリケーン。
今回のサンディさんは、”S”なので今年の入って19番目のもの。
サンディさんはかなり巨大らしく、しかも速度が遅いらしいので、大きな被害が予想されるようです。
大丈夫かな、、、。




昨日から、何故か「黒猫のタンゴ」の歌が頭から離れず。
しかもイタリア語バージョン。

添乗員時代に、イタリア添乗の移動バスの中でかけようと、カンツォーネの曲を集めたCDを作りました。
その曲集めの時に見つけたのが、黒猫のタンゴのイタリア語バージョン。

実はこの歌、元々はイタリアの童謡。
原題を、「"Volevo un gatto nero" (ヴォレヴォ・ウン・ガト・ネーロ、 意味:黒いネコがほしかった)」といい、それを日本語に訳したものなのです。
オリジナルのイタリアバージョンでも、小さな子供(こちらは女の子)が唄い、とても可愛らしいです。


オリジナル版


 
何故か私は、日本語バージョンよりもオリジナルバージョンの方が頭から離れません。(笑)




 
今日は、紅葉を見にドライブ。
まずは、お決まりのPanera Breadでブランチです。



お気に入りの「七面鳥のローストとアンチョビのパニーニ」
ターキー(七面鳥)とアンチョビ、パプリカ、オニオン、ほうれん草、
パルメザンチーズが入ったフォカッチャのパンをグリルしたもの♪



パニーニは、こんなに大きい




オートミールレーズンクッキーもこんなに大きい
と言っても、サイズが分かりにくいか、、、



これなら分かるでしょうか?


ブランチの後は、高速道路に乗り北西へ。
紅葉がとっても綺麗でした!と言いたい所ですが、すでに殆ど葉が散っちゃっていました。(泣)
 

と言う事で散々とドライブしたのですが、お目当ての紅葉は見られず、、、。
ちょっと早めでしたが、相方が昔行った事のある、そしてとても気に入った「Maxwell Silverman's Toolhouse」と言うレストランで夕食をとる事にしました。
ここで思わぬ、驚き体験をしました!


このレストランはちょっとお値段が高めなのですが、とても美味しくレストランの内装が面白うと言う事で、相方が私を連れて行きたいと思っていたところでした。
このレストランは古い工場を買い取って、レストランに改装したものらしく、レストラン内の至る所に古い機械が置いてありました。




バーはこんな感じ


私達がまずレストランに入ると、
店員 「予約をされてますか?」
私達 「いいえ。火曜日の夜だから大丈夫かなと思って、予約はしていないけれども来てみたんですが」

店員 「予約してくれないと困るんですよね。予約がないから、(メインホールの)こっちじゃなくて、(バーカウンターがある)こっちでも良いですか?」
私達 「構わないです。(でも、こっちだって普通に席空いてるじゃん)」

店員さんは私達を席に通し、「ウェイトレスが、後で来ますので」と言って去っていきました。
その後、ウェイトレスさんが来たのが15分くらい経ってから。
店内は席は空いているものの、スタッフ不足で忙しいのかなと思い、この時点ではあまり気にしていませんでした。

そしてウェイトレスさんにメニューの料理に関して「これはどんな料理ですか?どれくらいのサイズ?」と質問をし、彼女が「キッチン係りに聞いてきます」と言ったまま20分以上も帰ってきませんでした。
やっっっと他のウェイターが来て、質問の答えを持ってきてくれたのは良いのですが、
店員 「それはチキンの料理です。」
私達 「??? (それくらいは、メニューを見れば分かるよ) どういう風な料理なのかを聞いたんですが、、、。サイズはどれくらいですか?」

店員 「どういう料理なのかキッチンの人に聞いたら、チキン料理とだけ言ってました。サイズは、普通じゃないですか、きっと。」
私達 「(埒があかないので) じゃあ、こっちのこの料理を下さい」

それから、待てど暮らせど何も届かず。
やっと、アペタイザーのサラダが届いたのは入店してから1時間以上たってから。



 

 
その後の、メインディッシュもいつまでたってもくる気配がありません。
店員さんが忙しく動いてるのは見えるので、
「もう直ぐくるから」と3回ほど言われても、「忙しいんだろう。イライラするのはやめよう」と静かに待っていたのですが、入店から2時間以上たっても出てきません

後ろでは私達より後に入ってきたお客さん達が、もう食べ終わって会計にはいっていました。
いくらおとなしく待っていても、これはヒドイです。
キャンセルしたいと申し出ると、注文取消しの手続きをするから待っていてとのこと。

マネージャーらしき男の人が来て、レジでキャンセルをしています。
しかしっ! そのマネージャーは、チラッと私達の顔を見ただけで一言もなし。しかも、ドリンクとサラダの分はしっかりチャージされました!! 

2時間以上待って料理が出てこなく、前菜だけはしっかりチャージされ、こちらが冷静に対応しているとマネージャーからの一言も挨拶も無し。しかも帰り際にレジの横を通った時、そのマネージャーは何かを書いているところでした。
その書いている姿勢のまま、チラッとこちらを見ただけで、「バーイ」のたった一言。
何ですか、このレストランはっ!!!! 
ヾ(*`Д´*)ノ"  カスタマーサービスの精神がなさ過ぎ。態度悪すぎです。


けれどもこんな思いをしているにも係わらず、内心はかなり憤慨しているにも係わらず、冷静な態度をしようとしていた相方。かなり頑張っていました。エライ、エライ。

しかし、ヒドイ体験でした、、、。




 
今日のミキティの寝顔。
こくっ、こくっ、と後ろに舟をこいで、頭がガクっとなった時に慌てて起きたものの、何が起こったのか理解できずにキョトンとしてました。
可愛いなぁ~♡







 
<< 次のページ   前のページ >>

[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14]
phot by Art-Flash * icon by ひまわりの小部屋
designed by Himawari-you忍者ブログ [PR]