自宅から空港までの様子「
渡米当日①」からの続きです。
そうこうしているうちに、空港へ到着。
まずは、「動物 第一検疫所」を探すところから開始です。
メールで受け答えしてくれていた方が事細かに場所を説明してくれているのに、忙しいときは何もかも抜けちゃっているものです。
そんなメールはすっかり記憶の彼方へ飛んでおり、どこにあるか皆無の状態から探しました。
一応、第1ターミナルの標識には、「動物検疫所」と書いてあるものの、何階だか分からない!!
うろうろと結構歩き回った結果、?マークの案内所のお姉さんに聞きました。(初めからそうすれば良かったのに 苦笑)
絶対に知ってい居る人じゃないと、扉を見たって分からないような「第一検疫所」の入り口に、頑丈にセキュリティーロックがかかっており、空港スタッフのカードがないと開かない仕組みになっていました。
ドアを入っていくと、サスペンスドラマでよく見る“警視庁捜査一課”みたいな廊下へ。
「なんか秘密の部屋みたいだね。わ~お!」と、もう直ぐ5歳になる甥っ子は異常に興奮しています。
検査される本人のミキティは、どこへ連れて行かれるのかとブルブルと怯えておりました。
動物検疫で必要な書類:
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マイクロチップの装着日と番号を確認できる書類<開業獣医師発行>
うちの子の場合、アメリカ/マサチューセッツ州は必要条件ではなかったので、マイクロチップは入れませんでした。
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狂犬病予防注射済証<開業獣医師発行>
かかりつけの動物病院で接種し、証明書を発行してもらいました。
・
混合ワクチンの注射証明書<開業獣医師発行>
混合ワクチンはアメリカ/マサチューセッツ州は必要条件ではなかったのですが、ミキティのためにも打っておいた方が良いということで、かかりつけの動物病院で接種し、証明書を発行してもらいました。
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狂犬病抗体検査証明書<検査機関発行>
アメリカ/マサチューセッツ州は必要条件ではなく、こちらも取得なし。
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健康証明書<開業獣医師発行>
予防接種の時についでに診察してもらい、証明書を発行してもらいました。
上記の書類を持って、いざ出陣。
ここでに何かが引っかかってしまうとミキティは出国できない為、何も起こらないと分かってはいても、心の中はドキドキ、ドキドキと心拍数も Max です。
そんな私の心を知ってか知らずか、SF 映画の遺伝子組み換え研究所みたいな受付にいるお姉さん達は、ニッコリと笑顔で対応してくれました。(これが本当に SF 映画だったら、この笑顔がコワイ 苦笑)
入念に書類をチェックし、裏の診療所へ。
書類の審査は結構時間がかかったものの、診察はたったの1分もかからず、すぐに終わりました。ミキティの体をさっとだけ触って、お尻を見てチェックし、健康ですか?と聞かれただけ。たった5秒くらいです。
それでも、10時間くらいに感じた”ハズ”のミキティは、「もう良いですよ」と言われると、屁っ放り腰でそそくさと自分のキャリーに戻っていきました。
飛行機出発までのすったもんだは「
渡米当日 ③」へ。
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