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プロフィール
HN:
りんでぃ
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性別:
女性
職業:
スウィング ダンス インストラクター
自己紹介:
 東京でスウィングダンスのインストラクターとしてレッスンやイベントを開催していました。2012年、結婚の為ボストン郊外のNorth Shore へ世界一臆病な黒猫 ミキティと共に移住。

 ここではアメリカでの生活、ダンス事情、ミキティの様子、ふと思ったことなどを綴っていきます。
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今日、スタバで可愛らしい ジンジャーブレッド・クッキーgingerbread)、またはジンジャーブレッド・マン(gingerbread man)を見つけました♪



 

ところで、ジンジャーブレッド・クッキーと言えばクリスマスですが、どうしてクリスマスにジンジャーブレッド・クッキーなんでしょうか?? なんで、ジンジャーブレッド・マン(人型のクッキー)なんでしょうか??? ちょっと調べてみました。

すると、日本で言われている説とアメリカで言われている説があるようです。


<どうして人型?>

(その1)エリザベス女王説 in アメリカ
11世紀、十字軍が中東からヨーロッパにスパイスを持ち帰ったという記述が残っています。その後、生姜や他のスパイス が広く使用されるようになり、その時にジンジャーブレッドが生まれました。中世のヨーロッパではあまりにも人気が高まり、”ジンジャーブレッド・フェア”が各地で行われていたそうです。

ヨーロッパからイギリスへと伝わり、”フェア”という言葉から、当時のイギリス人はプレゼントとして使用されるようになりました。当時の多くのベーカリーでは、季節限定の型をつくり、春は花やボタンの形、秋には動物や鳥の形のジンジャーブレットが出回っていたそうです。
16世紀になると、エリザベス女王1世が訪れる高官たちをびっくりさせようと彼ら本人に似せてクッキーを焼いたことが始まり

(その2)ヘンリー王子説 in 日本
16世紀のイギリスでペストが大流行した際、生姜が予防になるという話を聞いたヘンリー王子がジンジャーブレッドを勧めました。そして国民がジンジャーブレッドを作る際に、ヘンリー王子の形にしたことが始まり


<どうしてクリスマスに食べるの?>

(その1)ジンジャーブレッド・ハウス説 in アメリカ
ジンジャーブレッドの人気が確立されていた1800年初頭のヨーロッ パでは、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家にちなんで、クリスマスの時期にジンジャーブレッド・ハウスやジンジャーブレッドでで きた食べられるクリスマスカードが作られるようになりました。その中で、人型のジンジャーブレッド・マンが作られるようになったことから  - ジンジャーブレッド・ハウスの画像集

(その2)ご馳走の代わり説 in 日本
昔、クリスマスのご馳走を変えない人たちは、代わりにご馳走の形をしたクッキーを焼いていたそうです。その中に人型のクッキーを入れたことから

※ アメリカでは、ジンジャーブレッド=生姜入りのお菓子でケーキだけではなく、クッキーなども含めてジンジャーブレッドと言う場合があります。日本では、ジンジャーブレッド=生姜入りのケーキ、 ジンジャークッキー=クッキーのようです。



そして、こんな物語も欧米では有名です。


昔、おばあさんが おじいさんの大好きなジンジャーブレッド・マンを焼いていました。
ところが、おばあさんが仕事に夢中になっていると、オーブンの中が熱くなりすぎ、「熱い、熱ーい!」とジンジャーブレッド坊やがオーブンから逃げ出してしまいました。
おばあさんは慌てて追いかけますが、ジンジャーブレッド坊やは「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げ回ります。

ジンジャーブレッド坊やが逃げる中、ウシに出会います。
ウシは、「なんて美味しそうなジンジャーブレッド・マンなんだ。食べちゃうぞ~」と言います。するとジンジャーブレッド坊やは、「それは出来ないよ。僕は、おじいさんからもおばあさんからも逃げてきたからね。君からだって逃げられるよ」と走り出しました。
「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げていくジンジャーブレッド坊やをウシが追いかけ、その後をおばあさんが追いかけていきます。

今度は、ブタに出会います。
ブタは、「なんて美味しそうなジンジャーブレッド・マンなんだ。食べちゃうぞ~」 と言います。するとジンジャーブレッド坊やは、「それは出来ないよ。僕は、おじいさんからもおばあさんからも、ウシからも逃げてきたからね。君からだって逃げられるよ」と走り出しました。
「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げていくジンジャーブレッド坊やをブタが追いかけ、その後をウシが、その後をおばあさんが追いかけていきます。

今度は、ウマに出会います。
ウマは、「なんて美味しそうなジンジャーブレッド・マンなんだ。食べちゃうぞ~」 と言います。するとジンジャーブレッド坊やは、「それは出来ないよ。僕は、おじいさんからもおばあさんからも、ウシからもブタからも逃げてきたからね。君からだって逃げられるよ」と走り出しました。
「走れ!走れ!全速力で走ってみな!でも僕は捕まらないよ。だって僕は、ジンジャーブレッド・マンだもん!」と歌いながら逃げていくジンジャーブレッド坊やをウマが追いかけ、その後をブタが、その後をウシが、その後をおばあさんが追いかけていきます。

ジンジャーブレッド坊やが逃げ回る中、川にぶつかりました。
「あー、捕まっちゃうよ~。どうやって川を渡ればいいんだろう、、、」と泣いていると、キツネがやってきました。
するとキツネは、「さあ、しっぽに乗りなさい。泳いで川を渡ってあげるよ」と言います。
ジンジャーブレッド坊やが、「僕のこと、食べたりしない?」と聞くと、キツネは「食べたりなんかしないよ。助けてあげるんだよ」と言いました。

ジンジャーブレッド坊やがしっぽにつかまると、キツネは泳ぎ始めました。
しかしすぐに、水が浸みてきます。するとキツネは、「僕の背中まで、登ってきなよ」と言うので、背中まで登りました。
するとすぐに、キツネは「君は重すぎるよ。だから僕の鼻まで登っておいで」と言います。ジンジャーブレッ坊やは、鼻まで登りました。
向こう岸まで泳ぎきったキツネは、岸に着くやいなや鼻でジンジャーブレッド坊やを空中に投げ、ぱくっと食べてしまいましたとさ。


色々な童話のパロディを組み入れている 映画「シュレック」(2001年、2004年、2007年、2010年)にも、人型のクッキーが出てきますが、これがジンジ-という名前のジンジャー坊やです。でもどうやら、日本版では”クッキーマン”と言う名前みたいですね。
 

もし興味がありましたら、「シュレック」見てみてください♪



 
話は変わりますが、日本で友人の結婚1周年パーティーがあり、出席できない私達はビデオレターを送りました。もちろん、ミキティもビデオに登場です!
ミキティの部分だけちょこっと、お見せしますね♪
 
 






 
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