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プロフィール
HN:
りんでぃ
HP:
性別:
女性
職業:
スウィング ダンス インストラクター
自己紹介:
 東京でスウィングダンスのインストラクターとしてレッスンやイベントを開催していました。2012年、結婚の為ボストン郊外のNorth Shore へ世界一臆病な黒猫 ミキティと共に移住。

 ここではアメリカでの生活、ダンス事情、ミキティの様子、ふと思ったことなどを綴っていきます。
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今日は、先日相方がミーティングに行ったNew School Swing のオーナーと私が会う日でした。
相方と彼が前回会った時には、お互いのスウィングの理論的考えやレッスンの進め方などのアイデア交換をし、有意義な時間を過ごせたようです。それにより、彼はもっと相方の考え方に興味を持ってくれたようでした。



今日は私が一緒に行き顔合わせをし、実際に踊ってみてより深く説明をするということが主体で、行ってみるとオーナーの他に、New School Swing のインストラクター3人も来ていました。

まずは、相方がオーナーに話した事をこの3人のインストラクターに口頭で説明し、その後はデモストをしながら説明しました。
3人のうちの1人は、私たちの「生徒が踊れるようにするというゴールへのアプローチの仕方」にとても興味を持ち、エキサイティングし、もっと知りたいと言っています。もう一人は、私たちの考え方に賛成はするけれども、今までの方法と全く違っているので戸惑っているよう。そして最後の一人は、「今でだって踊れているのにわざわざ変える必要はない。しかも、あなた達のアプローチの仕方には全く賛成しない」とのことでした。

けれども、反対意見が出る事には慣れている私達。
私たちのアプローチの仕方が今までの長い間行われてきた方法からかけ離れている為に、東京でも始めは異端児的な存在でした。(笑) 他国で教えたときも、生徒達は始めは戸惑っており、どうしても耳に聞き入れようとしない人もいました。
しかしながら東京でも他国でもだんだんとその人達の意見が代わっていき、もっと知りたいという人が増え、ダンサー達の踊り方が変わっていき、周りのインストラクターたちの教え方が代わっていき、気が付くと最終的には多くの人が同じ方向を向いていました。

もちろん、同じスウィングダンスでも踊り方や教え方、アプローチの仕方は千種万別です。それで良いと思います。
十人十色であり、それが個性となるので、私たちのアプローチの仕方を強請するつもりは全くありません。
今回もあくまでも、『違う意見の交換』という機会です。


その意見交換会の後は、「スウィング道場」という練習会を手伝ってきました。
日本にいた時に、千葉で古武道の道場長を勤めていた相方。「それなのに何で、自分達のスクールを開校するときに『スウィング道場』という名前が思いつかなかったんだ」と、悔しがっていました。(笑)

このスウィング道場は、入場料無しの誰でも参加できるものです。
主催者は音楽をずっと流し続け、来た人は勝手に踊り、その中を数名のインストラクターがウロウロしているというものでした。
練習会と言っても誰でも教えられるものではなく、インストラクター以外は教えません。困っている人がいたらインストラクター側から声をかけたり、質問があったらダンサーが自分でインストラクターを捕まえて聞くというものでした。


いつもは、誰がインストラクターか分かるようにお揃いのTシャツを着ているらしいのですが、今日は忘れてしまった為に、誰が誰だかよく分からない状況。もちろん私達がインストラクターという事を知っている人があまりいない為に、こちらから声をかけます。

一人で回っていた私は声をかけても「あんた誰!?」という目で見られ、教えようと思っても私の英語を理解してくれません。(涙) 
7ヶ月のブランクはとても大きかったようです。しかも足がないため一人で出かけるこのない私は、こちらに引っ越してきてからの日常で英語で1対1の会話は、せいぜい相方くらい。それ以外の人と話す時には大抵相方が居るので、どうしても頼ってしまっています。相手が理解してくれないときには、相方が通訳してくれます。アメリカに住んでいるのに、私の英語は下がる一方。かなりヤバイです。

私の英語の理解を生徒達が苦労しているのに加え、日本にいた時は「決してダンスフロアでは教えない」ということがエチケットだった私達。
「習いたい人はレッスンを受けに来る。イベントに踊りに来る人は、習うことが目的ではなく、楽しく踊ることが目的。だからソーシャルダンスで教えることは、ありがた迷惑と一緒。相手から教えて欲しいと言われない限り、教えない。」と言うのが、東京のみでなく、またスウィングだけではなく、世界共通のダンス全般のエチケットです。

しかしこの場は、「ソーシャルの場面で教えますよ」というものです。
もちろん、教えて良いのです!その為に、彼らは来ているのです。
しかし、それに慣れていない私はどうも自分から「教えましょうか?」」と声をかけることに躊躇してしまいます。
という事で、結局私は相方の後ろをくっついて回りました。情けない、、、。


数日後、オーナーから連絡が来ました。
「君たちの話がもっと聞きたい。もしダンス無しが良かったら、うちに来てもらって話すだけでも良いし、どこかでご飯を一緒に食べに行くだけでも良いよ。とにかく今回の事に懲りずに、次の機会を作って欲しい」とのことでした。
そして反対をしていたインストラクターもあれから連絡が来て、「彼は、とても良いインストラクターだと認めるよ」と言ってきたという事。これは嬉しいお知らせです。

私たちの返事はもちろんイエス。
ボストンのスウィング界は、これからどうなる事でしょうか。楽しみです。




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