午前中はミキティの病院、午後は相方ペアレンツと食事、そして夜は相方兄フィアンセの子供の子守と、忙しい一日でした。
フィアンセ息子の年は8歳。日本で言うと、小学校3年生くらいでしょうか。
この子がまた、スタミナいっぱい!
まずはWiiのマリオカートから。
プレイ中、ずっと叫んでます。本当に、ずーーーーーーーーーーーーっとです。
「あっ、駄目!」 「抜かされた!」 「ぶつけられた!」 「やったー、追い越した!」 「今、3位に上がった」 「なんで、10位に下がったんだよー!」 「フェアじゃないよ!」 「ちきしょう!」 「何でだーーーー!」 「やったー、ロケットだ!」 「僕は、これ上手いんだよ」 「僕の真似してたら、上位に入るよ」 「イエーイ、1位だ!」 「そのまま行けー!!」 などなど。
大袈裟ではなく本当にずっと何かを叫んでいて、何も言わないときは一時もありませんでした。そして、ボディリアクションも凄い!コントローラーで操作しながら、ずーっと動き回っています。
凄いですよね、よくここまで言葉が出てくるものだと感心します。
日本の子供は、「高橋名人」(古い?)を見てても、大概は黙々とやっています。たとえ言葉を発しても、「あー」くらいじゃないでしょうか?
これは人種の違いなんでしょうかね。この年で既に、鍛えられています。
マリオカートが飽きると、次は何か戦闘ものです。
これがまたリアル、リアル。
画面はまるで自分が戦場にいて、ヘルメットの中から周りを覗いているかのよう。銃を撃っても、自分が持っている銃から撃ったような角度で銃弾が出るし、自分が撃たれるとコントローラーがブルブルっと揺れ、ヘルメット(画面)に血が飛び散ったように移ります。本当に現実味があります。
こういうゲームを1日に何時間と続け、ゲームの中の戦友とコミュニケーションをとり、何度撃たれてもリセットしてまたやり直せる。これじゃあ、子供たちが現実の世界でも簡単に銃事件を起こしてしまったり、「生身の人間を殺すとどんな感覚なのかみてみたかった」といって人を殺してしまったりするのも、わかる様な気がしました。
こういうあまりにリアルなゲームは、本当に危険です。現実とゲームの中の世界の見境がなくなってしまいます。
そんな事を考えて、身震いを覚えました。
そんな私の考えも何のその、フィアンセ息子は、「撃てー!」 「やったー、2人も殺した」 などと、興奮しています。
うちの相方も同じ事を思っていたようで、「そのゲームじゃなくて、Wii Danceでもやろうよ♪」と明るく促していました。
とうに夜中の12時を過ぎくたびれ果てている私達は踊る気力もなく、見物人&応援団に徹しました。
しかし一人で踊ってても詰まらなくなったのか、またマリオカートへ。私は目蓋が半分ふさがって、眠気と戦っていたので、マリオカートもチアリーダー専門。
それでもフィアンセ息子はエネルギーが有り余っていたようで、ボクシングを始める始末。
それをなだめるように、相方がマーシャルアーツを教え始めました。
最近相方は、「喧嘩に勝つ為や相手を傷つける為ではなく、自己防衛の為に使える武道」の子供版のカリキュラムをずっと考えています。それの、トライアルレッスンをしていました。
この時には、もう既に夜中の1時半頃です (^-^;)
相方兄達が帰ってきたのは2時半頃。
彼ら達は友達の誕生パーティーがよほど楽しかったのか、興奮状態。(笑) 普段は12時か遅くても1時頃にはねてしまう私達は、朦朧としながら相方兄達と少しお喋りをして、帰路へとついたのでした。
そして家に着くや否や、二人とも倒れこむようにベッドに入り寝入ったのでした。
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