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プロフィール
HN:
りんでぃ
HP:
性別:
女性
職業:
スウィング ダンス インストラクター
自己紹介:
 東京でスウィングダンスのインストラクターとしてレッスンやイベントを開催していました。2012年、結婚の為ボストン郊外のNorth Shore へ世界一臆病な黒猫 ミキティと共に移住。

 ここではアメリカでの生活、ダンス事情、ミキティの様子、ふと思ったことなどを綴っていきます。
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今日、南カリフォルニアへ引っ越しです。

前回日本から渡米した時は自分一人でミキティを連れてきたのですが、今回は相方も一緒なので心強いです。
それでもやっぱり不安。
セキュリティゲートで暴れないかな、機内で鳴いたりしないかな、渡航で健康に被害が出ないかな、考えるだけで不安はつのる一方。

そして昨晩は、最後の準備と掃除に、何かを察したらしく不安に鳴きまくるミキティをなだめたりと、本当に1時間くらいしか寝れていない私。行く前から、クタクタです。

相方パパは入院中、相方兄家族はフロリダへ旅行中のため、相方ママが空港まで送ってくれました。
ミキティはキャリーに入れたときには鳴いていたのですが、相方ママを待っている間に鳴きやみ、それから一言も何も言いません。
空港へ到着し、相方ママに別れを告げ、搭乗手続きの間も静かです。

そして、魔のセキュリティゲートがやってきました!!
ミキティのキャリーをX線に通さなければいけないため、ミキティをキャリーから出さなきゃいけないのです。私は、危うくミキティが逃げそうになったトラウマがあるため、ぜっっっっったいにミキティは持ちたくないと言い、相方が持ってくれました。

まずゲートの人に猫がいることを伝えると、マイクで空港全体に何か言っています。
暗号のようなものなので何を言っているか分からなかったのですが、「これから猫をキャリーから出すから、あんまり大きな音はたてないで」とでも空港スタッフに言っているのかな、と勝手に想像。アナウンスの後に、ちょっとだけ雑音が和らいだ”気が”します。

自分たちの所持品をベルトに乗せ、ミキティをキャリーから出してそのキャリーを通し、まず私が先に通りました。
その間、相方はギュッとミキティを抱いています。

コットは準備も覚悟も万端なのに、なぜかゲートの前で相方は待たされています。
その間にも、後ろの人達はどんどんゲートを通っていきます。

(空港内は声が通らないし、大きな声は出せないので)身振り手振りで相方に「どうしたの?なんで通らないの?」と聞くのですが、相方自身もさっぱり分かりません。

ミキティが暴れださないかなと、こちらは心臓バクバク。胸から飛び出そうなくらいです。
どれくらい待ったでしょうか。きっと5分も待っていないと思います。でも私達にとっては、3時間くらいに思えました。

そこへ女の人が来ました。
どうやら、この人が来るのを待っていたようです。きっとあのアナウンスも、この人を呼び出したのかもしれません。ボストン空港はペットに優しいなと勝手に思っていた自分は、正しいのかどうか、、、。

その女の人が来ると、相方+ミキティはセキュリティゲートを通してもらったのですが、そのまま「こっちへ来て」と連れていかれてしまいます。
なんで~。(泣) 何があったの?何でもいいけど早くキャリーに入れさせてよ~。
このまま大人しくしていてねと祈りながら行くと、ミキティの体の検査をしていました。もちろん密閉された別室とかじゃないです。すぐ脇の、X線を通した荷物を置く所でです。せめて、別室に連れて行ってくれればいいのに、、、。(泣)

セキュリティーゲートはいわゆる金属探知機なので、それ以外のものには反応しません。
中には動物の体の中に違法薬物などを隠している人がいるので、その検査をしているそうです。

魔の時間が終わり、やっとミキティをキャリーの中へ戻せました。
相方いわく、ミキティは鳴くこともせず、逃げようともせず、相方の腕の中に顔をうずめてじっと固まったまま動かなかったそうです。
2回目なので、こういう状況でもがいても無駄だと思ったのか、それともあまりにも怖くて動くことも鳴くこともできなかったのか。お漏らしもしなかったので、どのような理由であったとしても、とっても良い子でした。

それから機内でも、ロサンゼルスの空港でも、レンタカーを借り新居へ向かう時にも、一言も鳴かなかったミキティ。
具合が悪いのかと心配になるくらいに、ずっと静かでした。

旅に慣れたのかは分かりませんが、日本にいた時よりも私達に信頼感を寄せているのは確実です。
日本にいた時は、半分野良猫、半分うちの子でしたが、マサチューセッツでは他の生き物や人間に会う事もなく、1日中私と一緒。ご飯も上げ膳据え膳です。
その中で私達に対し信頼度が増し、私達がミキティを痛めつけることはないと理解し、私達といれば大丈夫と思ってくれたのではないでしょうか。(と、勝手に思って自己満足しています)

私達にとっても、ミキティにとっても、新生活の始まりです。
ミキティが気に入ってくれると良いな、、、。




 
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