今日は、
Labor Day (
レイバー デイ: 労働者の日)の為、土・日・月と三連休でした。
このレイバーデイ。日本で言うなら
メーデーといった所でしょうか。メーデーはヨーロッパなどにもありますが、共産主義、社会主義のお祭りの為に、アメリカは独自のレイバーデイを制定したそうです。
1800年代、産業改革の最中のアメリカ。
労働者は、1日12時間 週7日働きづめでした。1部の地域を除いては、5歳や6歳の子供まで工場や製作所、鉱業所で働いていた時代です。
体力的、精神的、衛生的にも悪状況の中、労働組合の力が強まっていき、ストライキや講義を行うようになってきました。
1882年9月5日、1万人もの労働者が3月の無給労働時間分を休みにあてられた事に対して、ニューヨーク タイムズスクエアの市庁舎前でお祝いのパレードを行いました。これが、アメリカ初のレイバーデイ・パレードです。
この出来事に続き、その後の1887年、オレゴン州が初めて州の祝日として制定し、アメリカ連邦政府の祝日として制定されたのは1892年の事でした。
以後、毎年9月の第1月曜日を「労働者の日」として祝うようになったのです。
アメリカの新学期は、9月(場所によっては8月下旬)が基本。
という事で、この9月初旬のレイバーデイ 三連休は夏の終わりを意味し、夏休み最後の週末、そして新しい年へのお祝いともなっているそう。その為にパレードや花火を行ったり、友人や家族を集めてBBQを行ったり、ショッピングモール等では特大セール期間であったりします。
元々レイバーデイは衣替えも意味し、この日以降は白い服は着ない、夏の靴ははかないなどの習慣があったそうですが、今ではその習慣を知っている人さえも少なくなっているそう。伝統的なことが忘れ去られてきているのは、日本と同じですね。
私達と言えば数日後に旅行を控えている為、相方は3日間とも仕事です。
相方兄の家でBBQがあったのですが、私は日本帰国の準備の為にお留守番。
そういえばSwampscottやその周辺の街では、パレードも花火も何もなかったなぁ。夏休み最後という事で、ビーチで子供たちが夜遅くまでキャピキャピしていたくらいでしょうか、、、。
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