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プロフィール
HN:
りんでぃ
HP:
性別:
女性
職業:
スウィング ダンス インストラクター
自己紹介:
 東京でスウィングダンスのインストラクターとしてレッスンやイベントを開催していました。2012年、結婚の為ボストン郊外のNorth Shore へ世界一臆病な黒猫 ミキティと共に移住。

 ここではアメリカでの生活、ダンス事情、ミキティの様子、ふと思ったことなどを綴っていきます。
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今年はうるう年だったんですねぇ。今初めて気づきました。
 
今日は嬉しいサプライズが。
相方の コネチカット州に住んでいるお姉さんから蘭の花が届き、
「Welcome to America! 会ってお迎えすることは出来ないので、歓迎の気持ちとして、ちょっとしたものを送ります」
と言うメッセージが。
相方も知らなかったらしく、ビックリしていました。

   とっても綺麗です




 
相方ペアレンツと相方兄は近くに住んでいて、しょっちゅう会っています。他州に住んでいるお姉さんと妹は、引っ越してきてからまだ会えていません。でもこんな綺麗な蘭をもらうと、本当に歓迎してくれているんだなと嬉しくなります。
しかもこの蘭は、多くある蘭の種類の中でもアジアなどに生息している種類らしいです。お姉さんがそれを知っていてこの種類を選んだのかは分かりませんが、偶然だったとしても、素敵な偶然です。
お姉さん、どうもありがとう!!!!

 


 
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今日は、3度目の正直を信じてRMVに行きました。
いい加減もうこれで終わりにしたいと思い、今日は私のカリフォルニア州の免許証、パスポート、(念のためもう一度)英訳した結婚証明書、銀行関係の全ての書類をもって、リベンジ!
 
先日対応してくれた係りのおば様のカウンターへ行くと、私たちのことを覚えてくれていました。話が早く済んでよかった。
もう一度カリフォルニア州の免許書とパスポートを見せ、現住所証明のために、銀行の人が銀行のレターヘッドがついた用紙に個人名で証明してくれた書類を提出したところ、これでも駄目という事。なんでー!!! 今回は銀行関係の全ての書類をもっていた為、念のために未使用のCheck Book(小切手の束)を見せると、「これで良いのよ」と。良かった~。チェックブックが効いたため、免許証変更の手続きを進めてくれました。

すると、また長い間コンピューターに向かって悩んでいる顔をしています。途中、他のスタッフに質問したり、何かの本を見てチェックしています。今度は何が駄目なの?と不安になっていると、「カリフォルニア州の免許証が失効になってから4年経っていないので実施テストは免除されるけれども、1年以上経っているから筆記テストを受けなきゃいけないらしい」というのです。しかも、筆記テストはここでは受けられないとの事。ここに受験場所のリストがあるから、ここのどこかへ行って受けて」と言われ見てみると、どこも今いる場所から近い所はありませんでした。

と言う事で、またもや免許書き換え出来ませんでした。私はいつになったら、免許がもらえるんだろう、、、。
 




アメリカの集合住宅にはアパートメントとコンドミニアムがあり、私はコンドミニアムに住んでいます。
この二つの違いはと言うと、、、

<アパートメント>
* 賃貸のみ
* ある範囲内だったら、内装も外装も変えて良い
* 建物全体の修理や敷地の手入れは、オーナー負担

<コンドミニアム>
* 購入のみ
* 内装は変えても良いが、外観は変えてはいけない
* コンドミニアム協会があり、その協会で決められた決まりごとがある(違反すると罰金が科せられる)
* 建物全体の修理や敷地の手入れは、各物件の持ち主負で割り振る


私達の場合は購入していませんが、購入した人から借りています。

例えばアパートメントの場合、外の壁やバルコニーにクリスマスデコレーションをつけたり、バルコニーの手すりの色を変えても良いのです。内装は、壁を塗り替える範囲ならOKです。
これに対しコンドミニアムのは、敷地や建物の屋根、壁等を住居者全体でシェアしているので、自分の部屋だけ外観を変えることは禁止されているのです。反対に、内装は壁の色を変えても、壁を取り払っても/取り付けても、何しても良いのです。
私達はミキティが居るので、「バルコニーにネットを張って、ミキティが脱走することなく外に出られるようにしたい!」と思っても、外観が変わってしまうので、駄目なんですねぇ。

建物の屋根を修理しなければならないとします。
アパートメントの場合は、オーナーの判断で、オーナーがお金を出して行われます。
コンドミニアムの場合は、まずコンドミニアム協会に「屋根を修理しなければいけない」を要請を出し、調査を受け、Goサインが出たら修理ができるのです。その修理代は、各部屋のオーナーで割り勘するんですね。
なるほど~。



そして、これがうちのコンドミニアム
 



写真の関係で壁が斜めの縞々に見えますが、真っ白な壁です




そして、これがうちのリビングとダイニング、プラス猫
 

いつかは僕ちんが外に出られるような、庭がある家に住めたら良いにゃぁ。




今日は、こちらで初めてできた友達(しかも日本人)とブランチの為、昨日に引き続き、ボストン市内へちょっとした小旅行です。

彼女はまだ若いのに、仕事の関係で以前はミュンヘンに住んでいて、その後はハワイ、そしてボストンへと移ったそうです。凄いですよね。
ボストンに引っ越してから1年経って、私が初めてできた日本人の友達らしいです。ボストンでも、そんなに日本人はいないのかな??

彼女と相方が知っている Cambridgeの Kendall Square にある Bean Towne Coffee House で待ち合わせをしたのですが、週末は営業してませんでした!ボストン市内で、しかも映画館とかとかもある場所なのに、週末営業していないってどういうこと!? 本当に、マサチュセッツの人は働く気がないのかしら!!??
 
という事で、隣で営業していた The Friendly Toast へ入りました。似非イタリアンな生活をしている私にとっては、渡米後、初めてとなるダイナーでした。
 


ところで最近のミキティは、夜ちょっとは寝てくれるようになりました。
それは、新しいおもちゃを買って昼間遊ぶようにしたのです。遊んで少しはストレス発散になってくれてるのかな。

それまでは、本当に1晩中鳴いていました。
それも、いつもの「にゃ♡」と言う可愛い声ではなく、雄猫が春の繁殖期に鳴くような、「にゃあぁぁぁぁぁぁおぉぉぉぉぉ」という野太い声で鳴くのです。
昼間は天使のような可愛い顔でぐっすり寝ていますが、12時頃になるとムクムクッと起きだし、外に出たいと言って鳴き始めます。私が起きて遊んであげたり、撫でてあげたりすると、30分くらいは静かになりますが、また直ぐに起きだして鳴き始める始末です。これが本当に、1晩中続いていました。

どうしたものかとネットで解決法を調べてみたところ、これは猫にとって普通の行為のようです。
新しい家に引越し、外に出れないと、ストレスからなるものだとか。でも猫は犬と違って、外にいた時の思いではいつかは忘れるらしいです。それは猫によって1ヵ月後だったり、1年後だったり。外で自由に遊べないのも可哀相だけれども、もしかしたらこれが1年も続くかもしれないと思うと、ノイローゼになりそうです。

最近、時々考えます。アメリカに連れて来た事が、ミキティにとって良かったのかどうかと。 私は渡米前に、ミキティを連れて行くかどうか長い間悩みました。
私達にとっては家族同然ですが、半分野良猫、半分家猫のミキティはどう思っているのか。長時間飛行機に乗せて、外に出られない環境に連れて行くことが、ミキティにとってストレスになることは最初から分かっているのに、連れて行くことは人間の我が侭じゃないのか。 でも、私が居なくなった後でもドアの前で「入れて」と鳴き続けるミキティを想像すると、やっぱり一緒に連れて行ったほうが良いのかとも思いました。また、東海岸に友達の居ない私が一人ぼっちになった時にミキティが居てくれたら救われる、と自分勝手な事を考えていたのも確かです。

そして、ミキティがお世話になっている獣医さんに相談してみました。 すると猫博士として有名なこの獣医さんは、「皆、猫は家に懐いて人には懐かないって思っているけど、それは違うよ。猫は犬以上に縄張り意識が強いから、自分の縄張りを出るっていうことは食べていけなくなる=死んでしまうという事なんだよ。だから、自分の縄張りを出ようとしないんだ。でも、犬と一緒で人に懐くよ。もし人間が猫を置いて引っ越してしまったら、捨てられたって悲しむ感情もちゃんとあるんだよ。だから、無理じゃなかったら連れて行ってあげて欲しい」と。
考えてみると、ミキティも私達が世話をするようになってから、こんな事がありました。
ある日、ミキティが捕まえた鳥を家に持ってきて私達の目の前に置いたのです。猫は、感謝の意味を表明して、自分の獲物を人間にプレゼントすることがあるそうです。

これで私の心は決まりました。
また、ミキティは渡米準備の最中に尿道閉塞にかかってしまいました。その為に、これからずっと専用のエサをあげなければいけなくなりました。もし私が連れて行かなくて、ミキティが野良猫に戻る事になったら、病気が再発し死んでしまいます。
あまり良くない理由ではありますが、これで連れて行くことは確信となり、連れてきたのです。

外に出たいといって鳴いているミキティを見ていると、それでもこれが本当に良い選択だったのか時々分からなくなります。
もしこれが人間の子供の場合、子供は成長し、自分で友達を見つけて環境に慣れていきますが、ミキティの場合は私達がどうにかしてあげなきゃいけません。連れてきた私の責任です。


 うちに来るようになった時のミキティ。
まだ小さくて、可愛いでしょ ♡ 




東京に居たときは、ミキティはよく隠れん坊をしていました。(人間の子供と一緒でしょ?^^)
外から家に帰ってくると、どこかに隠れるのです。大抵は立てかけてあるマットレスの後ろや、押入れの中です。
私が、「ミキティ、どこに行ったかな?見当たらないな。ミキティ、どこかな~?」と言って探すと、目をキラキラさせて嬉しそうに「ニャ」と鳴いて飛び出してくるのです。本当なんですよ~。
でも、こちらに来てから、まだ一度も隠れん坊をしていません。寂しいです。
早く、キラキラ目を輝かせて隠れん坊をするミキティに会いたいな。





今日は相方の兄家族と、ボストン市内のカフェに行きました。

なんとも、相方兄はボストンにカフェをオープンする事を考えているとかで、今日はその相談と下見です。相方兄フィアンセのお勧めのカフェ The Wholy Grain  は、とてもフレンドリーで明るい感じのお店でした。それもそのはず。働いているスタッフの殆どがブラジル人。ブラジル人と言えば、、、陽気なラテン系で有名ですよね。
なんともブラジルでは、道路が事故渋滞になると、怒ってクラクションをブーブー鳴らすのではなく、車の音量を最大にして、その渋滞している道路がダンスパーティーと化するとか。
そんな陽気な人たちが働いているカフェ。フレンドリーでないわけがありません。そして、ここのペイストリーやパイも、美味しかったです。^^
 
カフェをオープンするなんてそんなお金がどこにあるんだろう、、、?と思う私を尻目に、二人はこんなカフェにしたい、あんな事したいと話はヒートアップ。相方兄フィアンセと彼女のお姉さんは、ファッションか何かの話で盛り上がり、男の子達はゲームに熱中。3歳になったばかりの女の子は、初めて会う私に興味津々。お母さんの物陰に隠れて、話しかけたそうに(でも恥ずかしくて話しかけられないみたい)じぃーと私を見つめていました。


みんなの熱が冷めた頃に皆と別れ、私達は家具の買出しの為 IKEA へ。
正直私は日本にいた頃は、IKEAが好きではありませんでした。
どうもステンレスと白木と言うイメージがあり冷たい感じがすること、そしてあまりにも質素すぎるデザインでどの家具も同じに見えるという理由です。しかも人気があり大量生産のため、IKEAを持っている人は多く、人と同じようなインテリアになることが嫌でした。
でも相方に連れられ行ってみると、デザインはシンプルですが、色々な種類や色があることが判明。またこちらのIKEAはそれほど高くないんです。
という事で、ナイトスタンド、棚2つ、お皿、植木鉢をお買い上げ~。因みに相方が一人で揃えたベッドやタンスもIKEAなのだとか。


うちのベッドルームは、IKEAだらけです。


しかもまだまだ円がドルよりも強い為、私のクレジットカードで支払った方が安いのです。良かった、良かった。





今日はSalem に行き、Sub ショップ Hungry Whales で軽めのランチを。お店には Sky という名前の女の子がお出迎えしてくれました。





とても大人しく良い子のSky。
私達が食べている間もテーブルのところに来てじっと見ているのですが、吠えたり、ちょうだいと催促したりはしません。
そうやってじぃ~と見つめられると、あげないのが余計に辛くなるんだよね、、、。(^-^;)
 



その後は、相方が行きたがっていた Hawthorne Hotel へ。
このHawthorne Hotel は、1925年に建てられた歴史的建築物。泊まるにはちょっと懐が寂しい、食事をするには気持ちの準備をしていないという事で、バーでお茶をすることに。

さすが歴史的建築物と言うだけあって、重量感がある建物です。外観はわりと普通なのですが、私達がお茶をしたバーは、マホガニー色の柱が壁一面、それよりかもちょっと暗めの色の木材で天井や柱が飾られていました。床には雪の上を歩いているような感覚のフカフカで豪華な柄の絨毯。そして椅子は、背もたれまで座るとひざが椅子の端まで届かないくらい深く、お尻が埋まってしまうようなものでした。あまりにも凛とし空気が漂っており、写真を撮るのが憚れたくらい。という事で、このバーの写真はありません。悪しからず。

こちらで頂戴いたしました「バナナブレッド・プディング」のお味が、これまた絶品でございました。甘みを抑えたバナナブレッドが、ラムかブランデーの入ったソースにしっとりと漬け込んであるのでございます。(きっと、多分、おそらく、、、)それに、バニラアイスが添えられ、生クリームとチョコレートが優しくかかっております。私達は、生クリーム召し上がれない為にお傍へ置かせていただきましたが、とても上品なお味でございました。
 
そんなセレブな雰囲気を味わっているところへ、相方パパから電話が。
いつも楽しいジョークで周りを笑顔にさせてくれる相方パパは、「何だ!?若いもんが、そんな素敵なホテルで “てぃーたいむ” をしている時に、ワシはお前のお母さんといつもと変わらない家で、いつものテレビを見ながら、いつもの食事か。ありがとうよ。わはははっ!!!」と言っていたそうな。(笑)
そんな相方パパに来週こここのディナーに招待する事を約束し、電話を切ったのでした。




 
今日やっとKakao Talk と Line というアプリをダウンロードし、日本の友達とチャットがつながりました。
いわゆるSkype と同じもので、無料でチャットができ、無料で通話ができます。でもこれは、iPhone用のアプリなのです。(あれっ、スマートフォンもかな?)

早速電話をかけよう!と思って試してみましたが、日本が夜中でした。1歳の子供がいる友達は、夜中は電話できません。ということで、チャットをとりあえず送りました。
彼女とは、約17年の友達。大切な友達です。声と声で話ができなくても、パソコンを開かずにチャットができるなんて、やっぱり嬉しいですよね。日本の友達が、身近に感じます。
テクノロジーに感謝、感謝。

この友達の子供が、また可愛いんです!

66ff6cb7.jpg




この笑顔!!
お母さんと一緒で、おしゃれさんです。^^





 
今日は、免許書き換え作戦第2弾です!

先日足りなかった書類を揃え、何度もそれらの書類を確認し、いざRMVへ出陣。受付を済ませ、待つ事 約40分。やっとこさ、私の順番です。

まずはカリフォルニア州の運転免許証を見せ、身分証明の確認です。私は学生の時に取得した為、旧姓のまま。それを、パスポートの改姓書類、英訳した結婚証明書と同時に提出すると、係りのおば様は丁寧にコンピューターで確認していました。しばしカウンターの前で待つ事10分。やっと旧姓のカリフォルニア免許書の女性と、パスポートの改姓後の女性、そして目の前に建っている日本人が同一人物と確認できたよう。何でそんなに時間かかったんだろう、、、?

次の書類は、現住所に実際に住んでいるという証明。先日銀行から郵送されてきたキャッシュカードのカバーレターに私の名前と住所が記載されている為、その用紙を提出。
ところが、その書類はRMVの公的書類とは認めないとの事。
だって銀行からの手紙だよ。しかも、キャッシュカードの手紙だよー。立派な公的書類じゃない!? しかし係りの人いわく、「RMV的には、これはジャンクメール(よくポストに入っている、大量一括郵送されているダイレクトメール)と同じ扱いです」だって。そんなぁ、銀行からの手紙がジャンクメールなんて。銀行に失礼じゃないかっ!!!
 
泣く泣くRMVを後にし、銀行へ。
私には、住所を証明するものが一つもないのです。パスポートに張られているビザには住所の記載がないし、公共料金も相方名義。どうしよう、、、 と言う事で、銀行の人へ相談しに行きました。銀行口座を開設するときに、銀行は私の住所を確認しています。と言う事は、銀行が何か証明してくれないかと期待をこめて、駆け込みました。
しかし銀行的には、住所の証明をするのは自分達の仕事の一環ではないので何もできないとの事。それを可哀相に思ってくれたのか、相方が顔なじみの係りの人が、自分の名前を使って証明書を発行してくれました。
 
こうしているうちに、RMVの営業時間が過ぎてしまい、またもや今回も免許書き換えはできませんでした。 T_T



うちに帰ると、ミキティが毎日の日課の一つを実行中。



 




それは窓際にあるキャットツリーから、外の様子(主に通り過ぎる車や鳥達)を見守る事です。














世の中の監視も、結構 疲れるんだよな。
ふぅ。 ちょっと一休み、、、。









私達はそんなミキティの仕事を邪魔しないようにと、散歩に出かけました。そしたら、素敵な女性に遭遇!


どうです? 絶世の美女でしょ ♥




 
 
今日は、アメリカの現状を長文にてご報告させていただきます。

今日は相方のハウスオークションについて行きました。
ハウスオークションとは言葉通り、家を買う為のオークションの事。今回私達が行ったこの物件は、持ち主が家を購入する時に積み立てたローンを返済していない為、銀行が差し押さえ売りに出しているものでした。
 
なんとこの家の持ち主は1階に住み、2階と地下1階を他の人に貸し、家賃としてそれぞれからもらっていたにも係わらず1年間もローンを滞納していたらしいのです!銀行はもちろんのこと、色々なところからローンを組み、最低でも合計$280,000(約2300万円)くらいは返済していないと予想されるらしいです。こんなのどう考えても意図的犯行じゃないか!!
 
今朝、この家のオーナーの友達から電話があり、「このままだと銀行に家を売られて、家を追い出されてしまう。どうか友達を助けてほしい。この家を銀行から買って、またこのオーナーに売り戻してほしい」という事でした。
そんなに優しい友人がいながら、どう考えても自分に非があるにも係わらず、この家のオーナーは今日という日に備え、近所の人達に ”協力” (=差し押さえをやめさせる為のデモ)を要請していたようです。
 

私達がこの家に到着すると、既に10人ほどのデモ隊がプラカードを持って叫んでいました。
「この家の住人は、絶対に立ち退かない!」
「ここに住む権利がある!」 
「ここの住人を追い出すきか!」 
「良心はないのかっ!」 
「銀行と手を組んんで住人を追い出し、他人を不幸にする事によって利益を得る悪魔め!」
「この大不況は銀行のせいだ。彼らがローンを払えないのも銀行のせいだ!銀行が始末を追うべきだ!!」 などなど。


んんっ!?ちょっと待ってよ。おかしくない!? 
タダで住みたいからって、お金を借りておいて意図的に返済しないのはそっちじゃないのかい?
住む権利があるって、お金を払わなきゃ住む権利はないんじゃないのかい??
こっちは住人が追い出されないようにお願いを聞いてあげているのに、その邪魔をしているのはそっちじゃないのか??? 
確かに現在の不況は銀行のサブプライム問題が発端の一因かもしれないけど、だからといって働かなくても良い、借りたお金を返さなくても良いなんて、そんなムシの良い話はどこにもないよ。ただ単に誰かに責任を押し付け、働かない理由をこじつけているだけじゃないのかい?
そんな、ここのオーナーは自業自得だけど、2階と地下に住んでいる人達は、家賃をきちんと払っているのに追い出されるなんて、道連れジャン。


相方兄や他の不動産屋さん達は、「またか」と言うよな呆れた様子。
相方が、「家を今売れば、買い戻す事ができるから住む所が確保できるんだよ。でも今売らずにこのまま放置しておくと、裁判所命令で最終的には追い出されてしまうよ。売った方が彼らの為なんだよ。君達は助けているつもりでも、実際は助かる道をふさいでるんだよ。」と冷静に話そうとしても、
♪立ち退かない~、住む権利がある~、追い出すなんて悪魔だ~♪ と歌ったり、叫んだりして全く耳を貸さない様子。

デモ隊のうちの一人は、この様子をずっとビデオ撮影し、Facebookに “これがジャスティスだ!” と言わんばかりに沢山のビデオを載せているらしいです。そして、後々の地元の新聞にも「正義は勝った!」と載っていたらしいです。
どう考えても、ちょっと違くない?それ。
「自由がある」とか、「権利がある」とか、そういうのはちゃんと筋を通してから言おうよ。
 
相方も含めその場に仕事をしに来た不動産業やブローカーの人達は、これじゃ何も出来ないとその場を去っていきました。その時点で、ここの住人は春になったら家を追い出され、途方にくれる事が確実となったのです。

近所の人達は住人を救う為にデモを行ったのですが、彼らが主張するようにこれが本当に彼らの為になっているんでしょうか?私には到底そうは思えないです。
しかも、今日は火曜日。デモをしている人達は、このあまり意味のないデモをする為に仕事を休んでいるか、無職かのどちらかです。彼らには、きちんと自分で働いて生活費をちゃんと稼ごうという意欲はないのでしょうか??
 

これが現在のアメリカの大きな問題の一つになっているらしいです。
多くの人がローンを未払いにしたまま、自分の権利を主張して、無料で住んでいる。
オバマ政権になってからいくつか新しい法律ができ、(寒いし、ホリデーシーズンに追い出すなんて可哀想だからという理由で)「冬の間の一定期間やホリデーシーズンは立ち退き宣告をできない」 、または「未払いになってから宣告ができるまでの期間がかなり延長された」となったそう。そしてその時期に合わせて支払いをやめる人が増え、意図的に無料で住んでいる人が増えたという事です。

また所得税の比率も変更になったという事です。
所得が多くなればなる程、所得税の比率も高くなることに。
例えば(あくまでも例えばの数字です)所得が5万ドルの人は5%の税金、10万ドルの人は20%、15万ドルの人は40%、20万ドルの人は60%だったとします。

所得 $5万   → 税金 $25,000 → 手取り $4万7,500
所得 $10万 → 税金 $2万       → 手取り $8万
所得 $15万 → 税金 $6万       → 手取り $9万
所得 $20万 → 税金 $12万     → 手取り $8万
簡単に説明すればこんな感じです。

上記の例えで考えると、1年間 一生懸命に頑張って20万ドル稼いでも、手元に残るのは、15万ドル稼いだ人よりも少ないのです。それ以上に、10万ドルしか稼がなかった人と同額です。
要するに、ある程度までは働くけれども、それ以上は手取りが少なくなり働き損をするために、利益を抑えるという事になります。その為、ビジネスで成功している人や上昇志向が高い人は諸外国へ引越したり、働こうという意欲が下がったり、お金の流通もある程度で留まってしまうのです。

また相方ママが住む Lynn という街。
ここは所得の低い人に、住むところ、着る物、食べる物を無料で提供しています。
中層階級の人は、生きていく為に必死にあくせく働いて税金を払いますが、下層階級の人は無職で税金も支払わずに暮らしていけるという事になります。その為、こちらも同じように働こうと意欲のある人がいなくなり、何もせずに政府のお金で生きていこうとする人がドンドン越してきているらしいです。

働こうという意欲をなくすこの仕組み、そしてお金を借りても返さない人が増える、頑張って働いている人が損をしている気になるという悪循環が発生し、これが現在 アメリカでの大きな問題となっているのです。

(注意) アメリカには国の法律、州の法律があり、必ずしもどこも同じという事ではありません。中には、国と州の法律がかみ合っていないところもあります。その為、他州ではこの問題は少し違う可能性もありますので、悪しからず。
 

実際にサブプライム問題で損をしている人たちもいますが、この新しい税金の仕組みによって、今まで頑張って働いてきた人達が会社を失い、財産を失い、家を失ったという人たちも多いそうです。
これでは国は発展しないどころか、落ちていく一方です。とても深刻な問題です。
アメリカさん、困った物ですね~。




こちらに来てから風邪を引いて、それが長引いています。
今までの忙しさとその疲れが今頃どっときた事や新しい土地の気候に慣れていない事、食生活が変わり 今までほど野菜を取っていないことなど、様々な理由が重なったんだと思います。

咳が長い事続き呼吸困難のようになったり、最近は咳をすると肺に ”古くカチコチになった風船に、無理やり空気を詰め込んでいるような” 痛みがあり、痛みがひどい時には深く息をするだけでもあばら骨を骨折したような痛みがあります。相方いわく、肺に水が溜まっているかもしれないという事。
 
相方は見かけからは全く想像できませんが、とても体が弱いのです。特に肺とお腹が弱い。

タバコの煙を吸うとその日の夜は呼吸困難で眠れなくなり、普段の時でも寝るときはうつ伏せで寝ないと水分が肺に入り、これまた呼吸困難に。
食べ物は、作り置きのものは駄目どころか、料理直後でないと直ぐお腹をこわします。お肉や魚を切った後のまな板もちゃんと消毒しないと、その後で切った野菜が駄目なのです。
子供の頃にも様々な病気(時には難病)にかかり、長期病院で過ごしていたそうです。
そのせいもあってか昔医者を目指していた事があり、救急病院でバイトをしていたそう。それらの理由から、病気や怪我、体の事にはやけに詳しいです。

本人も今でもしょっちゅう風邪を引き、よく肺に水が溜まるらしいです。
そんな彼が言うので、「私の肺に水が溜まった可能性がある」という事もかなり信憑性があります。そしてそれが治らないと、肺炎になる可能性もあるとの事。

そんな私も10代の頃に髄膜炎を患ったことがあり、その原因も単なる風邪でした。風邪は万病の元。
悪化しないように、ゆっくり休みますー。





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