「
雪嵐 ④」からの続きです。
約1時間半ちょっと遊び、かいた汗が冷たくなってきたので、戻ることにしました。
空気が乾燥しているため、水分を含んだべちょべちょな雪ではなく、フワフワのパウダースノー。そのためそれほど濡れなかったのですが、積もっている雪の中や雪が積もった道路を滑らないようにを歩くのは一苦労です。かなりの運動量で、汗を大量にかき、その汗がだんだん冷えてきていました。

まだ雪は降り続いています

右下の所に非常用のドアがあるのですが、、、

こ~んなに埋もっていました

化け物だーーー!!
(枝に積もった雪が窓に振れ、そのまままた積もったよう)

バルコニーのテーブルにも、こんなに

ショベルカーと手作業の雪掻きで、ここまですっきり

夕方5時半には雪がやみ、夕日も見えたのですが、

夜にはまた降ってきました
風はそれほど強くなく、再び嵐になることはなかったのですが、夜半過ぎまで雪は降りつづけました。
雪が舞うと、まるで蒸気のよう
結局心配した停電にはならず、私の仕事もちゃんと終われたので良かったのです。
友人とヨーロッパをバックパッキングしていたときに、ベルリンの友人に会いに行きました。その年は暖冬のはずだったのに、私達が滞在していた数日間だけ、異例なほどの大雪と寒冷。
ノイシュバンシュタイン城があるスイスに近い
フュッセンという街に、寝台列車で向かったのですが、大雪で線路が通行できなくなり、朝4時半頃に何もない駅で降ろされてしまいました。何とかフュッセンにたどり着き、一泊して朝起きたときには気温が-34℃! 息をすると、肺が凍りそうになるくらい寒いんです。
埼玉生まれ埼玉育ちの私にとっては、これほどの雪を見たのはその時生まれて初めて。
その後は、2度ほど真冬のロシアへ添乗員時代に行きましたが、自分が住んでいる街でこれほどの大雪を見るのはこれが初めて。
いや~、かなり興奮して、かなり楽しませてもらいました。
この春に南カリフォルニアに引っ越しをする私達にとっては、最後の雪です。
これが、マサチューセッツ最大の思い出になりそうです。(笑)
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