今日は、銀行口座を開設に行きました。
マサチューセッツ州でももちろん銀行口座は持っていましたが、その銀行は東海岸の北エリアにしかなく、西海岸にはありません。そのため、新しく開設しなきゃならないのです。
こちらにもいろいろな銀行があるのですが、どこにしたらよいのか全く分からないため、一番近くにある銀行にしました。
アメリカの銀行と日本の銀行の違いは、通帳がない事と、預金がマイナスになる事。
日本の銀行の場合、残高を把握していなくて残高以上の買い物をしようとすると、「残高が足りない」という理由で使うことができません。
でもアメリカの場合は、どんなに残高が足りなくても小切手やデビットカード(そのカードで買い物ができるキャッシュカードのようなもの)で買い物ができるのです。そうすると、残高がマイナスになり、銀行に”借金”をしている形になります。
アメリカでも昔は通帳制度があったらしいのですが、紙節約のためになくなったらしいです。そのため、残高は常に自分で把握していなければなりません。
とても几帳面な人は、貯金をおろしたり、デビットカードで買い物をする度に、銀行のbank book に自分で使用金額を記入して、常に残高を把握できるようにするのですが、そんなに几帳面な人はこの国にはめっっっったにいません!! 特にこちらは現金社会ではなくカード社会なため、どんなに小さな額でもカードで購入することが多いです。
そんなに面倒な事はやっていられないと、多くの人はインターネットで残高を確認したり、ATMでチェックしたり、気付かないうちにマイナスになっていたり、、、。(苦笑)
そのようにマイナスになっている人も決して少なくはないので、銀行では最低貯金額を定めています。(これも日本と違うところ)
その額は銀行によって違うのですが、例えばA銀行の最低貯金額が1万円だとすると、残高が1万円を切った時点でペナルティ(罰金)が課せられるのです!
こうやって最低貯金額を定めることによって銀行は、
1. 銀行の利益を上げる
2. 残高をチェックさせるようにし、マイナスの口座、いわゆる”銀行に借金をしている人達”を少なくしている ← そうしないと、気付かずに多額の借金を銀行にし、そのまま”とんずら”する人が多いから(苦笑)
ところが、私達が口座を開設した銀行の口座プランは、この最低貯金額設定がなかったのです。
引っ越し前から貧乏でしたが、引っ越しによって本格的に貧乏枠に入ってしまった私達にとっては、嬉しいプランです。
これで銀行口座も開設したので、あとは頑張って働くだけです!
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