今日は、相方のオフィスの近くにオープンした日本食レストラン「
Tokyo」に行ってみました。
日本でヒバチというと昔の暖房器具の「
火鉢」のことですが、アメリカでHibachiと言うと「鉄板焼き」のことになります。しかも単なる鉄板焼きではなく、「
パフォーマンスをしながらお客さんの前で料理する鉄板焼き」のことなのです。
よくバーテンダーが、リカーボトルをお手玉のように投げながらお酒を注ぎ、そうしてカクテルを作ったりしますよね?それの「鉄板焼きバージョン」です。
越し金(へら、テコ)をリカーボトルのように投げたり、鉄板を叩いて音を出したり、鉄板上に火柱を立てたり、玉葱の輪切りを徐々に上に重ねて山状にし、その中に油を沢山注いで火をつけ火山のようにしたり、またはその火を小便小僧の人形で消したり、卵をニワトリの人形から出したりと、沢山のエンターテイメントで楽しませながら料理をします。出来上がったものを越し金で放り、お客さんに口でキャッチしてもらうなんて言うのもありました。
私が知っている限りでは、日本にこういうレストランはなく、アメリカで働いている人も殆どが他国のアジア人。誰が最初に始めたのか、どうしてHibachiと言うのは調べてみたのですが、思った答えは見つかりませんでした。
YouTube などで
「Hibachi」と検索してみると、沢山の動画が見られます。それくらいHibachiと言う名の料理スタイルは、こちらでは有名なのです。
私達が行った「Tokyo」と言うレストランも、このHibachiスタイルでした。
平日の夕方なのでまだそれほど混んではいなく、レストラン内は半分くらい埋まっていたのですが、シェフ、スタッフ、お客さんを含めて、日本人は私一人でした。(笑)
味は、まあまあ普通の鉄板料理の味ですが、エンターテイメントが入るので値段は高めでした。
以前読んだ記事で、こんな事が書いてあったのを思い出しました。
「今のロンドンでは、日本で昔から流行っている女体盛りが流行している」
女体盛り!? 日本で昔から流行っている???
その記事によると、日本には「女体盛り」と言うスタイルが日本の至る所にあり、多くの人が通っていると言う事らしいです。
スタイルの良い若い女性の裸体の上にお刺身などの食べ物を盛り、お箸でとって食べたり、時には裸体の上の食べ物を口で取ったりして食べるもので、男性のみが通う如何わしいお店ではなく、接待の食事や大きなミーティングなどのアフターパーティーなど、日常の中で行く機会があり、お客の中にはビジネスウーマンなどもいると書いてありました。
もちろん私は行った事がないし、そんなお店がある事自体も知らなかったですが、決して日本に無いとも言いません。きっと超高い料亭などには存在すると思います。
でも、こういうレストランが普通にあって、普通の人が行っているってどういう事!!??
そんなのは、日本を知らない外国の人の勘違いもいい所です!
話は逸れましたが、このHibachiも日本のどこにでもあり、お寿司のように日本の伝統料理と思っているアメリカの人達。いくら日本とアメリカは関係が深いと言っても、やっぱり日本に来た事がない人、日本に住んだ事がない人は何も知らないんだなと思った出来事たちでした。
PR